意外と知らないタンパク質の真実!

こんにちは。
Be:EVER代表の中村大詩です。
今回はタンパク質でも悪影響もあるタンパク質があるよってお話です!
最近はタンパク質は重要と言うのが認識されてきました。コンビニやスーパーでもタンパク質に特化した商品が並んでいるのをよく見かけます。
ですが。。。
タンパク質の中でも腸内環境などを悪化させるタンパク質などもあります。
①グルテン
小麦・大麦・ライ麦に含まれているタンパク質です。
三大疾患のリーキーガット、セリアック病、クローン病の元と言われています。
1型糖尿病のマウスを対象とした研究では、グルテンフリーの食事で飼育するとグルテンを含む食事で飼育されたマウスと比べて高血糖が改善し、有益な菌が増えたと言う結果もあります。
また他にも。
・子犬の研究では、グルテンフリーにした子犬は有益な菌の量が増え、同時に糖尿病の発生率を低下させた。
・アカゲザルを使った研究では、グルテンを摂取したグループは腸内細菌の多様性が減る傾向も見られた。
・健康な成人のテストでは、グルテンフリーの食事を4週間続けたグループに、炎症をもたらす菌の低下が見られ、腸の病気リスクが大幅に低下した。
などの報告もあります。
これらの結果から、腸内で分化されたグルテンが腸のバリアを荒らしているのではないかと推測されています!
また遅発性アレルギーなどもこのグルテンが原因ではないかと言われており、体にあまり良くないことは様々な点から言えそうです。。
ゾヌリン
あまり聞かないタンパク質かも知れませんが、こちらも腸内環境を悪化させるタンパク質になります。
腸のタイトジャンクションに影響を与える唯一のタンパク質と言われています。
タイトジャンクション機能とは余分な毒素が入り込まないようにするための機能です。
ゾヌリンはタイトジャンクションほ広げる働きをもち、結果リーキーガットを引き起こすとも言われています。ゾヌリン自体は悪玉ではなく、あくまで多すぎるのが問題ともされています。
また長寿の人の体内は不健康な40歳を比べて、ゾヌリンレベルが低かったなどの報告もあります。
ゾヌリンの増加で起こることをざっくりまとめると。。。
・肥満、インスリン抵抗性
・炎症性腸疾患、大腸炎
・急性肺炎、喘息
・過敏性腸症候群
などのこれらの可能性を高めると言われています。
とはいえ、最近の研究ではこれらは遺伝子レベルでの影響も大きく、かなり結果が変わってきてしまうようです。
ソイプロテイン
基本的には体に良い結果が確認されていますが、ソイプロテんに関しては良い結果と悪い結果が混在してます。
例えば。
・人を対象とした研究で発酵大豆を飲むとビフィズス菌と乳酸菌が増えたとの報告があります。
・肥満気味の成人男性を対象とした研究では、無発酵の豆乳を3ヶ月使用し、ビフィズス菌と乳酸菌が減ったと言う結果もあります。
・ハムスターを対象とした研究では、濃縮大豆タンパク質の補給でビフィズス菌が増加した。
・ラットでは大豆タンパク質により悪玉菌のレベルが増加した。さらに未発酵の豆乳は、ビフィズス菌を減少させた。
・複数のタンパク質源の影響を比較した研究では、大豆タンパク質を与えられたラットは、他のタンパク質源(カゼイン、牛肉、豚肉、鶏肉、魚)を与えられたラットに比べて、血中エンドトキシンのレベルが高かった。
など様々な結果が出ています!
大豆タンパクによって善玉菌が増えても、悪玉菌や毒素も増えるため、判断が難しいところです。
また大豆に関しては近年ではホルモンへの影響も懸念されつつあります。
ただし、未発酵の大豆製品(豆乳、豆腐、大豆タンパク質パウダー)は腸内細菌にメリットもデメリットもないのは間違いなさそうです。
とは言え、少量の発酵大豆食品はメリットもたくさんありますのでやはり判断が難しいところではあります。。。
いかがでしたか?
タンパク質は体に取って非常に大事なものです!ですが、悪影響を起こすタンパク質も存在することも頭の片隅に入れとくとまたタンパク質の選び方が変わるかもですね。
ではまた次回!
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